2022年3月26日 更新

2021年11月29日 更新

2021年ロッキーチャレンジ賞受賞者
嘉数真理子氏記念講演【要約版】を掲載しました

第9回琉大未来共創フォーラム・ロッキーチャレンジ賞記念講演フライヤーより

下記内容は、現在、YouTube内の琉球大学地域連携推進機構チャンネルにて公開中の『第9回琉大未来共創フォーラム「挑戦することで人生が変わる ~沖縄から世界へ~」Rocky Challenge Award 2021』を要約したものです。                   
                     
掲載チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCp7kCLEEARRcjEBGygkIjRg
   
   
プロモーションビデオ等につきましては今後追記していきます。

自己紹介

 私は小児科医として2017年の9月からジャパンハートの長期ボランティア医師としてカンボジアに赴任しています。2018年の6月にはジャパンハートこども医療センター小児科部長として、現在まで活動を続けています。小児がんを専門にしています。

医師を志した理由
  
  中学2年の頃に父親が脳腫瘍になりました。診断後、3カ月で亡くなると言われて、その時に本当に「ブラック・ジャックはなんでいないんだろう」とすごく悔しくて、父親の死後、「将来ブラックジャックみたいに難しい病気を治療できるような医者になろう」と心に決めました。
 
※ 『ブラック・ジャック』→ 手塚治虫が描いた少年向け医療マンガ。天才外科医ブラック・ジャックが重症患者を次々と救っていく。

小児科医になった理由
 
  琉球大学医学部の病院実習で出会ったのが脳腫瘍の男の子でした。父も脳腫瘍で亡くなったので、すごくその子に思い入れがあって、実習が終わった後も毎週のように行っていたんですけど、治療の甲斐なく一年程で亡くなってしまいました。その時、その子と家族をケアしていた百名先生(小児科診療教授 百名伸之)含む小児科の先生方が、その子の家族が本当に満足に看取れるように、やれることをやってあげたと思えるように、最期まで寄り添っていた姿を目の当たりにして、小児科医になってがんを治したいと思うようになりました。

研修医から専門医へ
 
 卒業後は中部病院で研修を開始しました。研修は非常に辛かったんですけど、同期が30人以上いて、皆と協力してなんとか乗り越えることができました。小児科の後期研修では、先輩から指導を受けて後輩に教えていくという「屋根瓦式の教育」を身に着けました。その後静岡で専門研修を受けて、小児がんの専門医になりました。

「助かるはずの命」が助からない
 
  小児がんの専門医になるなかで初めて知ったのが、日本だと80%が治る小児がんが、いわゆる途上国だと20%も治らないという、非常に大きなギャップがあるという現実です。助かるはずの命が助からない。小児がんは基本的な治療で治療できる、治りやすいと言われてるはずなのに、途上国等の国々だと助からない、ということにショックを受けました。

そしてカンボジアへ
 
 「助かるはずの命を助かるはずだった命にしたくない」と強く思って、静岡での小児がん研修を終えて沖縄に戻ってきましたが、その頃沖縄は県外と同じぐらい難しい病気の治療もできるようになっていました。ですので、小児科医として海外で出来ることはないかなと、毎回ボランティアでいろんな国を見に行っていました。そんな中、2015年に、NPO法人ジャパンハートがカンボジアで小児病院を作るという計画を聞いて参加を決意しました。それで2017年3月に退職して、9月から長期ボランティア医師としてカンボジアに渡っています。

カンボジアで取り組んでいること

 沖縄を中心に世界地図をみると、アジアというのは非常に近くて、例えば私のいるカンボジアは、実は同心円上でいうと、北海道と同じくらいの距離なんです。実際にカンボジアに来て思うのは、カンボジアの風景は沖縄の田舎にとても似ていて、散歩をしていても親近感を感じますし、顔立ちも似てるので、ここにいると、地元の人に間違えられることがとても多いです。
 
 カンボジアは非常に若い国です。特に子供が多くて、15歳以下が人口全体の1/3を占めています。GDPの成長率は7.5%、順調な経済発展を遂げていますが、ただ医療水準は周辺諸国と比べても低いと言われています。その理由は、40年以上前にポルポト政権が行った大虐殺で医者・看護婦を含む知識層というのが大量に虐殺されてしまったためです。1991年頃まで続いた内戦で人口の1/4が亡くなったといわれています。この時に医療を含む社会システムが崩壊して、医師不足・医療者教育不足、さらに医療の水準が低迷しました。乳幼児死亡率は日本の10倍以上、小児の治療施設は絶対的に足りないですし、国民皆保険のような制度がないので、全国に数個しかないチャリティ病院にかかるというのが現状です。
 
 そうした状況下、ジャパンハートは「こども医療センター」を設立しました。まず2016年5月、カンボジアのプノンペン郊外に成人病棟をメインに病院を開設、2018年8月からは小児の病棟をオープンしました。小児全般・小児がんを含む小児外科疾患を中心に受け入れを開始しています。アジアの小児拠点病院となること、優秀な医療者を育てる教育病院となること、2030年までには現地スタッフによる運営、を目指しています。
 
 この3年間で外来だけでも6,000名、手術も600例程、入院も900例以上います。うちの病院は小児がんを含めて始めたんですけど、この小児がん患者が年々増えていて、もう150人ぐらいになりました。特にコロナが流行してからは、今までベトナムやタイに行ってたような患者さんたちが皆国外に行けなくなってしまったという事情もあって、本当にいろんな患者さんが、最後の砦みたいな形で来てくれるんですね。でもすべてを救えるわけではない。治療したけれど再発してしまったり、治療がもう手遅れだったり、助けられなかった子たちもいます。それでも本当に家族は「最期まで見てくれてありがとう」と、とても感謝してくれます。本当に、命を救うことが何よりも大事で一番です。ですが、どうしても助けられないことはあります。そういう時、命は救えなくても、本人の心とか、家族の心は救えるような医療は届けたいと思っています。

COVID⁻19流行の影響
 
 コロナの影響というのはとても大きいです。2020年までは毎年200~300人の医療者が短期ボランティアで参加してくれていて、それぞれのスキルを活かして診療をしてくれたり現地スタッフへ指導を実施してくれていました。日本人やカンボジア人、若手医師も一緒に参加して育成をしていたんですけれど、コロナの影響で渡航がすべて出来なくなって、手術が延期になるという大きな影響が出て、それで亡くなる患者さんも出てきました。
 
カンボジア人スタッフの成長
 
 こうした状況下でカンボジア人スタッフがすごくしっかりしてきました。日本人が来ていた時期は日本人頼りなところがあったのですが、それがなくなってしまうと、カンボジア人スタッフが奮起して、自分たちが診るんだ、と彼らが中心となって診療を継続することが出来ています。
 また専門家の知識を遠隔コンサルテーションを通して届けられるようになりましたので、ほぼ毎週、コンサルテーションをやって、カンボジア人のドクターが英語でプレゼンテーションをして、専門家から意見をいただく。専門家が(こういう風に治療するといいよ)というのを、私達、患者さんに説明して治療を続けるというのが出来ています。この1年間、現地スタッフがとても成長したなと思っています。

人材育成(医師の場合)

  今、特に力を入れているのは人材育成です。
「ジャパンハートカンボジア屋根瓦式国際医療教育」として、日本人スタッフ医師によってカンボジア人の若手を育成して、その育てられた彼ら自身が後輩やカンボジア人の医学生を指導できるようになってきました。日本人医師にとってはカンボジアでボランティアすることで日本では経験できない医療を経験できます。限られた資源のなかで、患者さんの家族や生活のことも考えて、「本当に必要な医療は何か」ということを考えることが出来ます。将来的にはカンボジア人医師のために日本の協力病院での短期研修も実現できるよう考えています。

これからの展望と伝えたいこと
 
ミッションステートメント〈自分のミッションと目標〉
 
1.人生を楽しむ
2.子供の貧困をなくす
3.多様性のある面白い世の中を作る
4.沖縄と世界をつなぐ架け橋になる
 
  海外でも沖縄でも日本でも子どもの貧困というのが問題になっているので、これをなんとか無くす世の中にしたいなと思っています。多様性のある面白い世の中、寛容な多様性のある世の中を作っていきたい。
 
5.未来を担う人材を育てる
・沖縄・日本とアジア・世界をつなぎ、未来を担う人材を育てる
・オンラインだけでなく、オフラインでも人材交流・研修・実践の機会を作っていきたい
 
 沖縄とアジア、日本と世界を繋いでいって、未来を担う人材を育てたいと思っています。コロナが落ち着いたら、沖縄にカンボジア人の医療者を研修に行かせたり、逆に沖縄や日本のドクターをカンボジアに受け入れるといった、人材交流・研修実践の機会をどんどん作っていって、若い人を育てていきたいと思っています。
 
 
伝えたいこと
 
自分の人生は自分で決める
・主体的になる
→自分の人生は自分が決める
→自分のやることに責任を持つ
→人のせいにしない
・ボランティアは「誰かのため」ではなく、「自分のため」
 
 人生を楽しむために必要なことは、自分の人生は自分が決める、主体性を持つことだと思います。ボランティアを長くやっているんですけど、これは誰かを助けるため、ということも確かにあるんですけど、なにより自分のためなんですね。人を助けることで自分が満たされる、自分がすごく幸福になれるというのがあるので、人生を楽しむ、自分が幸せになるためにボランティアをやっています。誰かのためではなく、自分のためにというと、失敗した時もあまり後悔しないかなと思います。

私が好きな言葉「なんくるないさ」の本当の意味

 「なんくるないさ」の本当の意味っていうのは「まくとぅそーけー、なんくるないさ」。正しいことをすれば、自然とあるべき様になるっていうことなんですね。「人事を尽くして天命を待つ」ともいえるんですけど。ちょっときつくても正しいことをする、誠を尽くして正しいことをしておけば、あとは自然とあるべきようになる、それが報われるという風な深い意味が「なんくるないさ」という風に感じています。

階段とエスカレーター、どっちを選ぶ?
 
 エスカレーターというのは、つまり楽をする考え方なんですね。階段というのはちょっとキツイ。けど階段を使うと体も鍛えられるし、体にいい。こういう、長期的にみるといい行動、正しい行動をとってみようというのが、ものすごく迷った時に大事なのかなと思います。「階段のマインドセット」というんですけど、キツイけど正しい行動というのを取り続けていくということがだんだん習慣になると、どんどん人生が好転していくんですね。ぜひ実践してみると良いと思います。

成功するための習慣とは?
 
「人生は行動することでしか変えられない」
・習慣の力(セルフ・コントロール)を実践し続ける
・階段のマインドセット(ちょっとキツイけど正しい行動をとる思考)を毎日続けると、必ず人生は変わる
 ロリー・バーデン著『自分を変える1つの習慣』
 
 人生は思うだけじゃなくて、行動することでしか変えられないんですね。思うだけじゃダメで行動する。行動し続けるとそれが習慣になってくる。毎日続けると必ず人生が変わってくる。それが「まくとぅそーけーなんくるないさ」、正しいことをしておけば、「なんくるない」良いことが起こる、人生がきっと拓ける、ということだと思っています。
 
 今コロナを含めて、いろいろ大きな変化があって、社会的にも不安が多くなる時期かなと思うんですけど、大きな変化というのは逆にチャンスなんですね。行動する・挑戦し続けると、失敗も多くなると思うんですよ。ただ、人間って失敗からしか学べないというか、失敗することで、次、こうしてみようとか、工夫してこうしてみようという風に、失敗することでレベルアップする、行動してやることでレベルアップすると思います。ですので変わりたいと思ったらまず行動すること。行動すること挑戦することで、習慣が変わるようになります。習慣が変わると人格が変わる、自分が変わってくる。自分が変わってくると周りも変わってきます。周りを変えようとしても難しいんだけれど、自分がまず変わる。自分が変わってくると、他の人の反応が変わってきて、結局は環境とか運命を変えることにつながると思います。行動し続けること、挑戦し続けること。本当に、ちょっとツライけど、ちょっとキツイけど、正しいと思った行動をし続けるというのがすごく大事なのかなと思います。
 
 今後とも、若い人々を含めて人を育てていくっていう活動をどんどん世界につなげていく、沖縄とアジアをつないでいく。どんどん続けていって、人をハッピーにしていく。特に子どもの貧困をなくして、人々がハッピーに生きる、人生を楽しんで暮らせるような世の中というのを、どんどん沖縄とアジアをつないで作っていきたいと思います。
 
 
上記内容は、現在、YouTube内の琉球大学地域連携推進機構チャンネルにて公開中の『第9回琉大未来共創フォーラム「挑戦することで人生が変わる ~沖縄から世界へ~」Rocky Challenge Award 2021』を要約したものです。
                     
                     
掲載チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCp7kCLEEARRcjEBGygkIjRg
   
 

2021年11月12日 更新

2021年ロッキーチャレンジ賞(第12回)授賞式&記念講演(録画動画)がYouTubeにて公開されました

2021年度ロッキーチャレンジ賞授賞式、並びに受賞記念講演会は昨年に続き講話はWEB収録、授賞式は2021年10月30日に琉球大学にてビデオ収録されました。その後、編集を経て、本日(2021年11月12日)午後4時、YouTube内の琉球大学地域連携推進機構チャンネルにて「第9回琉大未来共創フォーラム・ロッキーチャレンジ賞記念講演」と題して動画公開されましたので以下にお知らせします。
                     
公開開始日時:2021年11月12日(金)16:00~
                     
掲載チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCp7kCLEEARRcjEBGygkIjRg
   
   
   
嘉数真理子氏の受賞記念講演のタイトルは『挑戦することで人生が変わる~沖縄から世界へ~』、講演時間は約28分です(授賞式を含む全体の長さは約50分)。
   
   
講演要旨、プロモーションビデオ等につきましては今後追記していきます。

2021年ロッキーチャレンジ賞(第12回)受賞者 嘉数真理子氏

受賞の言葉(要旨)
                         
 栄誉ある賞をいただけて本当にうれしいです。ロッキーチャレンジ賞代表の仲村巌様、琉球大学の西田学長、牛窪副学長はじめとした関係者の皆様、また今回このような賞をいただいたのは本当に家族、支えてくれた家族、友人、育ててくれた、支えてくださった人々のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。
                         
ロッキーチャレンジ賞2021受賞者 嘉数真理子

受賞理由(要旨)
                         
 嘉数真理子先生は中学2年生のときお父様が脳腫瘍で亡くなられその時の悔しさをバネに癌を治したいその一心で医師になることを決意されたそうです。さらに子供が親より早く癌で亡くなることがとてもとても悔しくて「よし、子供の癌を治せる小児科医になろう」と心に決められたそうです。
 
 嘉数先生は琉球大学医学部を卒業したのち、厳しい研修で有名な沖縄県立中部病院で働かれ、晴れて小児科医になられました。その頃参加された講演会で発展途上国では小児癌が20%も助からない現実を知られたそうです。
 
 その後カンボジアに渡り病院の立ち上げから現地の人々の癌の治療並びにカンボジア人の医療人材の育成にも取り組まれ、多大な貢献をされてきました。まさに確固たる信念と使命感が伝わってくると同時に、嘉数先生への感謝を込めた子どもたちの笑顔が見えてくるようです。
 
 「自分が変われば世界が変わる」。ビジョンを高く掲げ、世界への挑戦を続ける嘉数先生は「外界志向」「志」「チャレンジ精神」を有する素晴らしい人物であるとの理解から選考委員全員一致の賛成にて2021年ロッキーチャレンジ賞受賞者に決定いたしました。
 
 嘉数真理子先生、おめでとうございます。

                           
琉球大学理事・副学長 牛窪潔

琉球大学未来共創フォーラムに係る問い合わせ先
 
琉球大学 総合企画戦略部 地域連携推進課企画係
TEL:098-895-8997
FAX:098-895-8185
E-mail: chikikaku@acs.u-ryukyu.ac.jp

2021年7月3日 更新

 仲村巌チャレンジ基金では「2021年ロッキーチャレンジ賞」をジャパンハートこども医療センター・嘉数真理子医師に贈呈することといたしましたのでお知らせしま
 
 「ロッキーチャレンジ賞」は「外界志向」「志」「チャレンジ精神」の点で、沖縄の若い人材の目標になる個人、または、グループを賞賛し、その活動を応援するため、賞金100万円と表彰楯が贈られます。
 
 嘉数真理子氏は、1997年沖縄尚学高等学校卒業後、2004年琉球大学医学部を卒業されました。卒業後約12年間小児科医として沖縄を中心に活躍の後、NPO法人ジャパンハート長期ボランティア医師としてジャパンハートこども医療センター小児科部長に就任しました。
 
 2018年にはカンボジアの首都プノンペン郊外に小児医院を立ち上げました。小児科全般に加え、カンボジアではこれまで十分な医療ができなかった小児悪性固形腫瘍の患者を全国から集め、抗がん剤、手術、放射線治療などの治療を無料で提供しています。
 
 直接外来・入院患者の診療にあたる他、小児科部長としてカンボジア人医師、看護師をはじめとする医療者への指導を行っています。
 
 また、日本小児がん研究グループと共同し、毎週オンラインで腫瘍カンファレンスを実施、専門家とのディスカッションにより最適な治療を行っています。その結果、開院から3年弱で150人以上の患者が集まり、生存率は20%から50%に上昇しました。
 
 現在、嘉数真理子氏が最も力を入れているのはカンボジア人医療者への教育であり、若手医師を小児科医として育てているとのことです。
 
 なお嘉数真理子氏は中学生の時、父君を脳腫瘍で亡くされた経験があり、その時の悔しい思いが医師を志す動機となったとのことです。小児がんを志した動機も実習で会った脳腫瘍の男の子を救えなかった経験がバネになっているようです。
 
 今では国内では小児がんは80%以上が治るようになっています。しかしたまたま参加した講演会で、発展途上国では小児がんは20%も助からないという事実を知り、衝撃を受けたとのことです。途上国でも小児がんを治すことはできないか探していたところ、ジャパンハートというNPO団体がカンボジアで小児病院を作るという話を聞き、病院の立ち上げから参加することになったそうです。
 
 嘉数真理子氏の活躍はすでにNHKをはじめ多くの全国ネットのテレビ番組、新聞(全国紙)等で報道され国民的に注目されています。
 
 仲村巌チャレンジ基金では、嘉数真理子氏の{熱きハートと志}{外界志向}{チャレンジ精神}はロッキーチャレンジ賞の趣旨にふさわしいものとして2021年「ロッキーチャレンジ賞」を授与することにいたしました。
 
 嘉数真理子氏の体現する「外界志向」と「志」および「チャレンジ精神」が模範となり、あとに続く沖縄の未来の大器の夢と目標と挑戦が生まれることを期待しております。
 
 嘉数真理子氏には、授賞式の場で賞金100万円および受賞楯が贈呈されます。
 
 なお、授賞式、並びに受賞記念講演会は琉球大学未来共創フォーラムの場で開催する計画ではございますが、時節柄今回も昨年に続きWEB講演会、WEB授賞式となる可能性もあります。決まり次第、本ホームページにおいてお知らせいたします。
 
仲村巌チャレンジ基金 代表 仲村巌